特定技能のビザ申請は行政書士へ外注?更新から自社申請でコストを抑える方法

「人手不足の解消に向けて特定技能外国人を採用したいけれど、入管への在留資格申請手続きが複雑すぎて何から始めればいいか分からない…」と悩んでいませんか?

特定技能制度は、深刻な人材不足を解消するための救世主として注目を集めていますが、その申請手続きの難易度は在留資格(ビザ)の中でもトップクラスです。さらに制度の変更や法改正が頻繁に行われるため、自社だけで対応しようとすると、度重なる書類の再提出(補正指示)を求められて採用スケジュールが後ろ倒しになってしまうリスクがあります。

本記事では、企業の外国人雇用担当者様向けに、特定技能の在留申請が難しいと言われる理由と、プロである行政書士に依頼するメリットを解説します。さらに、「最初の受入れ申請は行政書士に外注し、次回の更新申請からはクラウドシステムを活用して賢く自社申請(内製化)を行う」という、コストと手間のバランスを両立したおすすめの運用モデルをご提案します。

💡 この記事のポイント

  • 特定技能の手続きにおいて企業側が直面する3つの壁
  • 受入時の最初(初回)の申請を行政書士に依頼すべき理由
  • 2回目以降の「更新申請」からシステムを使って内製化する賢い運用プラン

なぜ特定技能の在留申請は自社で行うのが難しいのか?

特定技能の在留資格申請が、他のビザに比べて圧倒的に難しいと言われるのには明確な理由があります。主に次の3つの壁が企業の担当者様に立ちはだかります。

膨大かつ複雑な提出書類の存在

特定技能の申請には、外国人本人に関する書類だけでなく、受入れ企業(特定技能所属機関)の経営体制、労働条件、社会保険・租税の納付状況を証明する大量の公的書類が必要です。企業概要書や雇用条件書、さらには「1号特定技能外国人支援計画書」など、作成しなければならない独自の書類だけでも数十枚に及びます。書類に大きな不備や添付漏れがあると、入管から何度も「追加資料提出(補正)」を求められ、審査期間が大幅に延びてしまうケースが後を絶ちません。

頻繁に行われる制度改正・ローカルルールの壁

特定技能制度は比較的新しい在留資格であり、現場の実態に合わせて頻繁に運用要領の一部改正や新しい告示の追加が行われます。また、対象となる19の特定産業分野(介護、建設、外食、飲食料品製造業など)ごとに所管する省庁が異なり、各分野独自の「固有の基準(分野別運用のルール)」や「協議会への加入義務」などが細かく定められています。これらを常に最新の状態で把握し、自社の申請に反映させるのは、通常業務を抱える人事担当者様にとって極めて大きな負担です。

「義務的支援」の実施と計画の整合性

特定技能1号では、外国人に対して「事前ガイダンスの提供」「出入国時の送迎」「適切な住居の確保」「生活オリエンテーションの実施」など、生活や就労を支える10項目の義務的支援を行うことが法律で定められています。申請時には、これらの支援を「誰が」「どのように」実施するのかを細かく記載した計画書を提出しなければならず、企業の受入れ体制そのものが厳しく審査されます。

受入時の最初の申請は「行政書士へ外注」が鉄則な理由

このように複雑な特定技能の申請ですが、「外国人を受け入れる最初の申請(初回申請)」については、出入国管理業務の専門家である行政書士に依頼することを強くおすすめします。

最初の申請を行政書士に頼むメリット 具体的な効果と企業側のメリット
① スムーズな就労開始の実現 的確な書類を作成・提出するため、入管からの追加資料提出要求によるタイムロスを防ぎ、予定通りの就労開始に繋げられます。
② 受入れ企業の「型」を構築できる 初回にプロが作成した正しい雇用契約書や支援計画書のベースができるため、次回以降の手続きの見本(社内資産)になります。
③ コンプライアンス違反の防止 労働関係法令や租税関係の要件もプロの目でチェックするため、知らずに「受入れ欠格事由」に該当してしまうといった初期トラブルを未然に防げます。

まずは確実なスタートを切り、受入れの体制を整えるためにも、最初の大きなハードルは行政書士の力を借りて乗り越えるのが賢明です。

2回目以降の「更新申請」からは、システム活用で自社申請へ

一方で、特定技能外国人を継続して雇用する場合、定期的に「在留期間更新許可申請」を行う必要があります。「更新のたびに行政書士へ満額の手数料を支払うのはコストが厳しい」と感じる企業様も多いのではないでしょうか。

そこで、「受入時の最初の申請は行政書士へ外注し、受入れ体制が整った2回目以降の更新申請からは、クラウドシステムを活用して自社申請(内製化)を行う」というハイブリッドな運用プランをご提案しています。

この内製化を強力にサポートするのが、当法人のグループ会社が開発・運営している外国人雇用管理クラウドシステム「noborder(ノーボーダー)」です。

更新申請が驚くほどラクになる「noborder」

noborder(ノーボーダー)は、外国人材の管理から在留資格の申請書類作成、入国後の定期届出までをクラウド上で一元管理できるシステムです。初回のデータをシステムに蓄積しておけば、更新申請に必要な書類を直感的な操作でスムーズに出力・作成できるようになります。

忙しい時はプロに頼める「行政書士オプション」も完備

さらに、noborderの最大の強みは「普段は自社で管理・申請を行いながら、業務が忙しい時やイレギュラーな申請が発生した時だけ、オプション価格で行政書士に書類チェックや申請代行を依頼できる」点にあります。自社申請のコストパフォーマンスと、プロの安心感をいいとこ取りできる理想的なシステムです。

人材管理も書類作成も、驚くほどラクになる。
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まとめ:コストを抑えつつ、確実な外国人雇用を

特定技能外国人の雇用は、深刻な人手不足を解決する大きなチャンスですが、一歩間違えると入管法違反や受け入れ停止といった重大なリスクを伴います。

「最初はプロに任せて安全にスタートし、運用が軌道に乗ったらnoborderを使って自社でコストを抑えて更新していく」。この運用モデルこそが、現代の企業様に求められる最もスマートで間違いのない選択肢です。自社のリソースや採用計画に合わせて、最適な雇用管理体制を整えていきましょう。


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