今回はこちらの記事を紹介します。
「ウーバー配達員の不法残留相次ぎ発覚 実は雇用関係なし」
朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASP1B72T9NDRTIPE011.html
外国人配達員が、在留期限の切れた不法滞在者であった事件は2020年10月からニュースになっていました。
このタイミングで改めて朝日新聞が取り上げて、ビザ切れや実習先から逃亡して、お金を稼ぐためにこっそりと働いているケースが相次いでいることが報じられました。
在留カード画像を登録画面上で添付し、確認をしているそうですが、今や在留カードは1枚4,000円で偽造ができる時代です。
審査が厳しくはなりますが、例えばUber配達用のリュックを交換する際に、在留カードの現物をチェックするなどの対策が必須なのではないでしょうか。(この対策は現にWoltがやっています。)
在留カードは光を当てると中から透かしが出てきます。
チェックする技術も進歩し、在留カードの偽造チェックアプリも登場しているので、今後偽造が心配な企業の導入が加速するかもしれません。
優先すべきは、ルールを犯しうる外国人を入れないことよりも、外国人はルールを犯せないような仕組み・環境づくりだと考えています。
安定した生活、それに見合った適法な入国方法、心配なことがあれば相談できる窓口の拡充。まだまださまざまな対応が必要です。
当所ではその社会実現の一助になれるよう引き続き邁進してまいります。
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